きもち金持ちのむらから ~天栄・湯本 でどやま物語~

「きもち金持ち」とは、薪がたくさんあると寒い冬も心豊かに暮らせるという意味。自給自足、相互扶助が残る農山村の「豊かさ」を表しています。

Author:星 昇(ほししょう) 旧姓富田。

福島県の山の中で里山再生、地域活性化、子育てしてるアラフォー。職業は写真館、警備員、自然観察指導、農業、講演、猟師など。専門は植物分類学、里山史。天栄村文化財保護審議委員。
天栄村湯本地区の自然を「調べ」「守り」「活かす」一般社団法人湯本森・里研究所(ゆもり研)の代表理事。

ゆもり研のFacebookページ

ツイッター(X)不調のため、
ゆもり研のFacebookページを貼り付けておきます。


Twitter (X) の表示について

先日実家に寄ったときに、両親から
「お前のツイッターが見れないんだけど」
と言われました。

両親はツイッターのアカウントは持っていないため、
このブログの右の窓にある「でどやき」を見ていましたが、
父のPCだと新しいのが出てこない、
母のPC(タブレット?)だとそもそも見れないとのこと。

その後調べてわかったのですが、
昨年から経営者のイーロンマスクがいろいろ手を出した関係で、
他のサイトに埋め込んだパーツからは見られないか、
見られても「いいね」の多い順にしか表示ができない
仕様になってしまったそうです。

つまりはツイッター(X)を見たければ
全員がアカウントを取得せよと、そいうことみたいです。
営利企業なので仕方ないのかもしれませんが
これまでできたサービスができなくなるのは
どうにも納得いかないですよね。

私はFacebookもやっているので代わりに
そちらを埋め込もうかとも思いましたが、
Facebookはもともとアカウントを持っていないと
見られない仕様でした。

そうなるとこのブログからは最新情報は
何も得られないことになってしまうので、
せめてゆもり研のFacebookページだけでも
表示できるようにしようかと思います。
Facebookページはアカウントなしで閲覧できるはずなので。

同様のことがゆもり研のウェブページでも起きていて、
そちらも対処しなければなりません。

うーん。

「地域抄」始めます。

去年から予告していたのに始められなかった「地域抄」。
やっとのことで始めます。

核家族に生まれ、首都圏のベッドタウンでしか生活をしたことのなかった私は、ひょんなことから福島県の山村に住むことになり、「地域」の中でさまざまな経験をしました。

「地域抄」とは、私がそんな経験を通して「地域」について感じたり考えたりしたことの記録です。

年数回程度の頻度で、のんびりと更新できればいいかなと思っています。


目次:

【地域抄】第一回「トンネルの先にあるもの」2024年1月2日

【地域抄】第一回「トンネルの先にあるもの」

「地域抄」は、核家族に生まれ、首都圏のベッドタウンでしか生活をしたことのなかった私が、ひょんなことから住むことになった福島県の山村での経験を元に、感じたり考えたりしたことの記録です。

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第一回「トンネルの先にあるもの」

2022(令和4)年11月、鳳坂トンネルを含む鳳坂バイパスが開通した。

地域にとっては長年の悲願であり、地区内では「これで観光客が来る」とか、「通勤や買い物が楽になった」と、多くの歓迎する声が聞かれる。しかし私の中では、以前ある人から言われた言葉が、どうしても頭をもたげてくる。

「もしこのまま鳳坂トンネルができると、湯本は寂れるでしょうね。」

そう言ったのは元天栄村教育長、故・増子清一さんだ。ご自身の出身地、郡山市湖南町に市街地へ抜けるトンネルが開通して以降、地域にどのような変化があったかをつぶさに見てきたからだという。

「まず若者が、いつでも来れるからと親を置いて出ていく。郡山の大槻なんて、湖南出身者が多いですから。」「トンネルは色々なものを吸い出してしまうんです。だから大切なのは、トンネルが吸い出すよりも多く、人が湯本に来る、湯本が目的地になるようなものを今のうちに準備しておかないと、何もかも持って行かれて空っぽになりますよ。」

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(地理院タイルより作成)

交通の便がよくなることで地域が衰退する。矛盾しているようだが、これは高度経済成長期以後に各地で起きている現象で、「ストロー効果」と呼ばれる。増子さんは、まさに自分の出身地でそれを経験していたのである。

しかし、へき地における交通網の整備というのは、いつの時代も地域の発展に寄与してきたはずである。それがなぜ、現代では逆効果を生むようになってしまったのだろうか。それには、戦後の産業構造の変化が関係している。

日本では戦後の経済発展を経て、4割を占めていた第一次産業(農林水産業)が衰退し、第三次産業(サービス業)が全体の7割を超すまでになった。

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(大正大学地域地域構想研究所HPより)

農林水産業の多くは「地方」が生産の場である。そのため、かつて地方には重要な基盤産業が存在しており、その時代に交通網の整備が進めば、物流や人の往来が促進され、地域が活性化した。しかし産業構造が変化し、地方の基盤産業が衰退すると、交通インフラの充実によるストロー効果が顕在化するようになってきたのだ。

湯本地区でもかつては基盤産業であった林業は衰退し、いま地域経済を支えているのはスキー場やゴルフ場といったレジャー産業である。交通が便利になることで観光客の増加が見込めるが、これらの業種はバブル期をピークとして、全国各地で経営の厳しさが伝えられている。湯本地区だけ例外となることは考えにくく、その効果は限定的なものになるだろう。

そして「ストロー効果」は、すでに湯本地区ではトンネル開通前から現れていた。

たとえば農協の撤退である。農協湯本支店は2021(令和3)年に天栄支店に統合された。現在でもATMの利用と天栄支店への取次ぎは行っているが、多くの手続きは天栄支店へ行く必要がある。支店統合に向けた説明会の席で農協担当者は、統合決定の理由の一つとして「鳳坂トンネル開通のめどが立ったこと」を挙げていた。

これ以外にも、地域内で休業や廃止、統合などの何らかの動きはなかっただろうか。そしてその理由のどこかに、「トンネルができるから」といった文言が含まれていなかっただろうか。そうした動向には、今後も注意を払っていく必要があるだろう。

では、鳳坂トンネル開通によって短縮される時間は、実際のところどの程度だろうか。そしてそれは、さまざまなサービスの統合や廃止に見合うだけのメリットをもたらしているだろうか。残念ながら、現在までにそうした検証が十分に行われているとは思えない。

地域の人からは「10分は短縮された」とか、「15分早くなった」と言われたこともあるが、トンネルは延長2.5キロなので、時速60キロで走れば通過にかかるのは2分半である。もし旧道部分(4.8km)を17分半もかけて走っていたのなら、平均時速は約16キロ。これまでは人が走るよりも遅いスピードで走行していたとでも言うのだろうか。結局のところ、トンネル開通前に何分かかっていたかを正確に答えられる人は皆無だった。

一方、福島県によると、鳳坂バイパス開通により、通過時間は7分短縮されるという触れ込みだった。
ところが、トンネル開通前に私がいつもより速度を控えめにして峠区間を走行したところ、通過にかかった時間は6分ほどだった。

そもそも峠を6分で通過できるのに、トンネルで7分短縮されるとはどういうことだろう。疑問に思い、福島県による「7分短縮」の根拠を計算してみた。その結果、バイパス部分を平均時速60キロ、旧道(峠)部分を平均時速30キロで走行した場合に、確かに7分の差が出ることがわかった。実際には旧道も、峠より湯本側は直線が多く、通常であればほとんどの車が時速60キロ近くで走行していた。残る峠の東側をゆっくり走ったとしても、平均時速30キロという県の想定はあまりに遅すぎはしないだろうか。

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(福島県土木部資料より)

結局、実際に私が走って計測した短縮時間は3-4分だった。その3-4分が大きい、と言われればその通りかもしれない。開通式で県知事が「救急搬送の時間短縮に期待する」と述べたように、その3-4分が生死を分けることは確かにあるだろう。しかし福島県の「7分短縮」は明らかにミスリードであるし、地域の人たちの「15分早くなった」というのも大げさすぎる数字だ。こうしたバイアスのかかった認知が、冒頭に述べたような無邪気な喜びに繋がっている。「通勤や買い物が楽になった」というのも正直な感想だろう。言い換えれば経済の地域外依存が高まるわけだが、そもそも個人のレベルでそれを問題視する人はいない。

他の地域の例を見ていても、やはりトンネルによって地域が自然と活性化するというのは考えが甘すぎる。そのことを痛感していた増子さんは、何年も前に、トンネルができるまでに湯本の魅力を高めることの必要性を説いていた。時間的猶予はあったはずだが、私を含めて「トンネルができれば大丈夫」と胡坐をかき、そうした努力を怠っていなかっただろうか。そして事実、トンネルによるストロー効果に耐えうるだけの新たな魅力は、この数年の間に湯本地区に生み出されただろうか。大いに自問すべきことだ。

しかし何事も遅すぎるということはない。おりしも新型コロナにより、一極集中見直しの機運が高まり、ICTの発達による場所を選ばない仕事の形も広まりつつある。湯本地区にとってこれらは追い風になると考えられる。

鳳坂トンネルというパンドラの箱は開かれた。今こそその恩恵を最大限利用し、各々の方法で新たな湯本の魅力を生み出していく時だ。私も、主宰する湯本森・里研究所で様々な自然体験を提供し、湯本地区を環境教育のメッカにしたいと思っている。

今後のわれわれの行動にこそ、トンネルのような「ブレイクスルー」が必要なのである。



※当記事はマメタイムスに2023年1月10日から4回にわたり連載した随筆に加筆したものです。

2023年を振り返って

一年あっという間です。
昨年予告していた「地域抄」もまったく手付かずのまま
大晦日を迎えてしまいました…

今年も無茶苦茶な一年でしたね。

まずは湯本中学校の統廃合。
3月末をもって閉校となりました。
私も卒業生とかではないのですが、
記念行事の委員をやっていました。

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湯本ネイティブの保護者の方々は
「少人数ではまともな教育が受けられない」と
統合推進の人が多かったですが、
うちの息子などは色々問題もあったので
少人数の方が合っていると思いますし、
少人数の学校へ通わせたいという保護者も
地域内におり、割合としてはむしろ
多くなってきていたタイミングだけに、
非常にもったいない気がしました。

2校存続させ、どちらにも通うことができる
「小規模特認校制度」の導入を提案したりもしましたが
村では検討されずに終わりました。

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これで小学校まで地域からなくなると、
低学年の子は片道1時間のバス通学が可能とは思えないため、
湯本地区は義務教育を受けさせるのが困難な地区になります。

4名という超少人数で存続している湯本小学校は、
今年が創立150周年でした。
こちらは私が実行委員長となって10月に記念式典を開催しました。
準備にご協力いただいたみなさんのおかげです。

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式典には全国へき地教育研究連盟(全へき連)から、
会長代行の温泉先生をお呼びし、講演をしていただきました。

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この「全へき連」は小規模校の先生方の研究会ですが、
実はその発足のきっかけになったのが湯本小学校なのです。
戦中から戦後にかけて湯本小で教鞭を執った
渡辺ユキ先生という方が、都市部と地方との
教育格差をなくすために活動をされたことが、
へき地教育振興法の制定や全へき連発足に結実しました。

「ベルマーク運動」も同様の問題意識から始まった活動で、
Wikipedia「ベルマーク運動」にも、
「福島県の山村での赴任経験を持つ小学校教諭の渡辺ユキが、
都市部と同等の義務教育
を求めて、朝日新聞社に
「へき地の子供たちの教育設備を充実してほしい」と支援を依頼」
とあり、この「福島県の山村」がまさに湯本なのです。

いまベルマーク運動は先生や保護者の負担であるとして
批判されることがしばしばありますが、
それは地域間の教育格差が是正された結果なのかもしれません。

そんなへき地・小規模校教育研究の発祥の地、湯本小学校ですが、
福島県は2011年以降、全へき連での活動を休止しているため、
詳しいことは書けませんが、全へき連の方をお呼びするのには色々と障壁がありました。

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しかしながら、福島県も人口減少、過疎化は大きな問題で、
毎年のように学校の統廃合が行われています。
全へき連とのつながりが途絶えているのは
福島県にとって大きな損失であると思います。
一保護者としては何ともしようのないことではあるのですが、
早期の復帰を期待しているところです。

話が逸れました。

温泉先生は自身も北海道の小規模校の校長先生をされていて、
小規模校では子どもの特性に合わせて指導ができ、
地域とのつながりの中で様々な体験ができるという
大規模校にはないメリットがあるというお話を
していただきました。
このような小規模校の魅力がもっと広まるといいなと思います。

その式典の2週間後には、全へき連の大会が
兵庫県で開催されていたので、お礼参りを兼ねて参加してきました。
2019年の長野、2022年の山形に続いて3回目でした。

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先生方の集まりなので保護者だというと驚かれますが、
全国各地の小規模校の事例を見聞きでき、とても面白いです。
共通の課題なども共有できるので、
先生方ならより有意義だろうなとは思いますが。

学校のことはこれくらいでしょうか。

個人的には春先にネコノメソウの県内調査旅行に行きました。
15年くらい前に植物学会で発表して好評だった
種子散布の追加実験も行い、これらもぜひ論文にしたいです。

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そうそう、植物学と言えば、「らんまん」ですね。
自分の学んだ分野がまさか朝ドラの題材になるとは。
知人の植物学者がエキストラで出演していたり。
毎朝興奮気味に見ていました。

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息子も私の影響で植物に少しは関心がありましたが、
ドラマの影響か、「自由研究は外来植物を調べたい」と言いうので
手伝いながらまとめました。

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それが地区の作品展で金賞を受賞したので、
本人も喜んでいました。

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夏休み中には通っているピアノ教室の発表会もあり、
息子はなぜか「歌をやりたい。Imagine。」
と言い、先生の伴奏でジョンレノンのImagineを
堂々と歌っていました。

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がんばったご褒美というわけではないですが、
11月には車が好きな息子とともに
世界ラリー選手権(WRC)の日本大会、
「ラリージャパン」の観戦に行ってきました。

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徹夜で愛知まで運転して疲れましたが、
見慣れた田舎道を100km/hオーバーで駆け抜ける
本物のラリーカーの迫力はすごかった。

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12月には「南会津第九の会」のコンサートに
これも親子で出演。

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ボーイスカウトも続けていますし、
なんとか時間を作ってキャンプ旅行にも行けましたし、
なかなか貴重な体験をさせられているのではと
手前味噌ながら思っています。

ゆもり研は湯小の式典準備が忙しかったりして、
多くの部分を岩崎君に任せてしまっていました。
それでも環境学習やガイドツアーを開催して、
県内のテレビや新聞に取り上げてもらったりしましたので、
今後もこうした得意分野で地域を元気にしていきたいです。

まだまだ書き足りないですが、長くなったのでやめます。

正月の間に「地域抄」をアップします!
宣言しておかないといつまでもできないので…

それではみなさまもよいお年を。

つづく







2022年を振り返って

ブログを大晦日にしか更新をしなくなって3年目でしょうか…
SNSに軸足を移してからも、結局はTwitterの更新頻度が一番高くて、
次がFacebook、Instagramは年数回程度、それ以外は…

種類がありすぎるし、それぞれユーザーの層も違うし、
使い分けるほど器用でもないしで、
ゆもり研のPRになるほどの効果が上がっていない気がします。

とくにInstagramは、写真が得意と豪語している割に
全然しっくりこないです。
それがなぜだかも自分でよく分析できていないという。

そんな中でブログの更新はどうしても難しく、
現在は本当に大晦日だけになっています。
ですが、来年からは新しいことを始めたいと思います。
その名は「地域抄(ちいきしょう)」。

私も首都圏から湯本に移り住んで13年になりました。
その間、地域活性化のNPOを作っては潰し、
農業に手を出して挫折し、地元の中学校は廃校になり、
区長(自治会長)を務めたりと、
なんだかいろいろな経験だけは増えてきました。

そういう経験をしながら考えた「地域」について、
頻度は高くなくてもじっくりと考察して書くコラムが
あってもいいような気がしてきました。
「地域抄」はそんな内容で、気づいたら更新していた、
という感じで書きたいなと思っています。
三日坊主にならないように…

ちなみに「地域抄」は「智恵子抄」のモジりです。

新しくブログを立ち上げるのも面倒なので、
この「でどやま物語」の中に「地域抄」の
カテゴリを作りました。
手始めに新年早々に一つ目の記事をアップできるよう、
準備していますのでよろしければご覧ください。

とはいえまだ2022年終わっておらず、
来年のことを言うと鬼が笑うとか言われるので
この一年を振り返ってみたいと思います。

とにかく1月早々にやったのは、NPO法人湯田組の
解散手続きでした。
もちろん法人を解散するなんてやったことがないので、
色々調べながら手探りでした。

まず解散総会を開いて解散を議決し、清算に入ります。
湯田組の収入は会員12名からの年会費と
村役場の2施設の指定管理料だけでした。
その指定管理料も古民家智恵子邸と地熱レタスハウスは
売上げがあったとしても資材費や人件費等で
毎年使い切る契約になっていたので、
法人税を払うとほぼ残金はゼロ。
清算は楽といえば楽でした。

清算に入った段階で税務署と県、村へ
異動届を提出、官報へ2か月間公告。
それが終わったら法務局へ清算結了の登記をし、
再び税務署等へ異動届の提出と確定申告をして
終了です。

一昨年の5月にはゆもり研の設立登記をしていたので、
1年の間に法人の設立と解散の両方をやったとこになります。
貴重な経験なんでしょうけど、
できればもうやりたくないですね…

湯田組の解散については身内には伝えていましたが
周囲からは「なぜ突然解散?」とけっこう聞かれました。

理由の一つは、私がもう限界だったこと。
郵便配達の仕事を辞めてゆもり研設立に動き出し、
そのための研鑽を積もうと県内の獣害対策NPOでも
働き始めた時期ですが、ちょうどその頃に
レタス栽培担当の人が一人抜け、私がやらざるを得なくなりました。
正直きつかった。

もう一つは、村役場のスタンスが変わってきたためです。
指定管理を始めたころは、当時の課長から
「レタスの売上げを古民家でのイベントに生かしてほしい」と
言われていましたが、最終的には「古民家とレタスは別会計とし、
それぞれで年度内に使い切ること」と変わりました。
そうすると古民家でイベントを行う予算がほぼゼロになりました。
コロナも重なって展示がメインになりましたが、
その準備や設営もけっこう個人の持出しがありました。

レタスの方はもしたくさん売れてしまうと、
年度内に売上金を消化しきれない可能性が心配でしたが、
レタスの病気の蔓延とコロナでの売り上げ減が重なり、
逆に人件費が全然足りなくなりました。
まあそこも「私が人件費をもらわない」という
形で乗り切ったわけですが(乗り切れてない)。

それ以上に大変だったのが、2020年から古民家の運営や
レタス販売で収入があったとしても、NPO法人の運営に
そのお金を使ってはいけないことになったことです。
湯田組は指定管理していた古民家とレタスハウス以外に
収益を得る事業をしていなかったため、
法人運営につかえるのは会員からの年会費12万円
だけしかありませんでした。

電話代やら商工会の年会費やら法人税やら、
どうしてもかかってしまう経費がありますが、
12万円では足が出ます。
なのでそういう時は法人に寄付をしたことにして
自分で払うしかなかったです。
あと当然ですが事務局だからといって
もらえる人件費なんか最初からありませんので。

そういう状態になっていたので、2021年の総会で
「もう解散しよう」ということになりました。

法人解散が決まり、役場と協議して12月いっぱいで
指定管理も終了することになりました。

ですが終了までは役場の指定管理の責務を全うするため、
地熱を使ったハウスがいかに先進的な取り組みかであるとか、
古民家で行う展示もメディア向けに広報活動を行い、
2021年は多くの新聞やテレビに取り上げられました。

おりしもSDGsという言葉が一般化した時期でもあり、
10年前にSDGsを具現化した施設が天栄村にあったというのが
メディア受けが非常に良かったです。

2021年の「ふくしまSDGs大賞」の上位10組にも選ばれ、
その様子がYoutubeで公開されています。



こうして天栄村のSDGsの取り組みへ貢献している
ことをPRすれば、湯田組が解散した後も
新たな管理者の元で施設が役立つのでは、と思いましたが、
1年経った現在、地熱ハウスは廃墟然としています。

まあそもそも村の施設でありながら
古民家もハウスも村ホームページの施設一覧には
最後まで掲載してもらえませんでした。
「指定管理募集の記事に概要が出ているので、
それでわかるので大丈夫です」っていう説明でしたが、
それで大丈夫と思っているのが大丈夫でしょうか。

湯田組だけで話が長くなりましたが、
これを機に役場から頼まれていた仕事を整理することにしました。
農業委員と水道の検針です。
これで役場関連は文化財審議委員と
学校運営協議会委員のみとなります。
今年はこれに駐在員(区長)の役がありましたが、
それも今日で終わりです。

春からはゆもり研で地域内外の学校の
森林環境学習の受け入れや、自然観察ガイド、
さらにガイドの研修会等の仕事を多くいただきました。

特に地元湯本小学校では、年間テーマを
「湯本の絶滅危惧種を調べよう」にして、
ヤコウタケやアイズヒメアザミといった
湯本でしかできない内容で行えたのがよかったです。

アイズヒメアザミは標本を寄贈するために
福島大学の研究室見学もしました。

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こぶならや河内川森林軌道のガイドツアーなども開催しました。
今後もこうした湯本の自然を生かした教育や観光で
地域を盛り上げていきたいですね。

そういえば猟師としてのデビューもありました。
獣害対策と食肉の自給に取り組みます。



自分で撃った獣の肉を食べる。
いろいろな思いがこみ上げてきました。

ほかにも楽しいこと、大変だったこと、
山ほどありましたね。
やはり一年間を一つの記事になんて無理ですね。
来年は少しは更新頻度が増やせるといいのですが。
地域抄で手一杯かな…

それではみなさま、よいお年を。

つづく。

他のウェブページやSNSでの発信

このブログは更新頻度が下がってしまいましたが、
現在もSNS等で情報発信は継続していますので、
こちらにリンクを置きたいと思います。
まあこれだけやっていればこちらに手が回らなくなるよなという…

URLをコピーしてブラウザのアドレスバーに張り付けて使ってください。

【個人】
twitter
https://twitter.com/hoshitomita/

Facebook(友達承認は実際にお会いした方に限定しています)
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【一般社団法人湯本森・里研究所】
ウェブページ
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【特定非営利活動法人湯田組】
twitter
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Facebookページ
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つづく

この一年は次への基礎固めの年でした

結局一年間更新できませんでした。

この一年間は、コロナ禍だったにも関わらず、
手帳を見直すと予定が真っ黒で、
ちょっと思い出すのが大変なほど、
全力でいろいろやった年でした。

NPO法人湯田組は総会で解散が決まりました。
解散の理由は色々です。
昨年度、レタスの売り上げが年度末に残ったため
今年度の法人税が少し高くなったのですが、
役場との契約でレタスの売り上げは
法人運営の費用に一切使ってはいけないことになっており、
役場からの指定管理以外に収益事業がないため、
この法人税を払うために急きょ追加で会費を徴収。

湯田組の組織も機能不全でしたし、法人税を払う独自の収益もない。
もうこの辺で解散してはどうかということになりました。

ただし、湯田組が解散して指定管理者から外れたとしても、
湯本の再生古民家智恵子邸や地熱ハウスの魅力が
失われるわけではありませんので、
最後の年はコロナ禍でやれることを最大限やって、
地域のPRに努めることにしました。

一方、郵便局勤務をやめて以降、
自分が湯本にいる意味とは何か考え続けていて、
やはり自然系の知識、専門性を生かして地域を盛り上げ、
かつそれを収入源にしたいと思っていました。

湯田組の解散が現実味を帯びてきてから、
湯田組の活動の一部として行っていた
棚田再生事業やウサギ追い、自然観察等の事業も
引き継ぎつつ、自然環境の調査に軸足を置きながら
保全や活用も行う組織を新たに作ることにしました。

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湯田組にも在籍していた農大のころからの知人である
哺乳類の専門家岩崎君に声をかけ、6月に
「一般社団法人湯本森・里研究所」(ゆもり研)を設立しました。

ゆもり研では手始めに二岐山中腹にあるミズナラの巨木
「こぶなら」の計測を行うこととし、湯本小学校の
森林環境学習の一環として実施したところ、
多くのメディアに取り上げてもらうことができました。

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7月から8月にかけては、湯本の棚田でヘイケボタル鑑賞会を
毎晩開催し、県内外から多くの方のご参加をいただきました。

湯田組も最後の年なので盛り上げたかったですが、
かつコロナ禍で人を集めるイベントは難しいということで、
古民家智恵子邸では古写真を中心にした展示会を開催しました。

地熱ハウスではコロナ禍対応として、
地域住民への宅配サービスを開始し、好評を博していました。
こちらもSDGsという追い風もあり、
多くのメディアに取り上げていただくことができました。

結果として、ゆもり研としてメディア露出22回
(テレビ4回、新聞16回、ウェブ媒体2回)、
NPO法人湯田組としてメディア露出11回
(テレビ2回、新聞7回、ウェブ媒体2回)と、
かなり地域のPRに貢献できたのではないかと思います。

特に地熱と沢水を冷暖房に利用した「エコ菜ハウス」は、
青年会議所主催の「ふくしまSDGs大賞」の
上位10組にノミネートしました。

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結果として大賞は逃しましたが、
9年前に始めた天栄村の事業が現在でも第一線の
先進的な取り組みであるということが証明されました。

私生活でもいろいろありましたが、
妻が体調不良により退職したり入院したりしました。
この点、警備業とかゆもり研とか、
基本的に在宅である自分の業態のありがたみを感じました。

昨年から継続している磐梯町の獣害対策NPOは、
今年は電気柵の設置指導を担当して、
現地で多くのことを学びました。

さらにそのNPOでコーチを受けている
「メタファシリテーション」を少しずつ実践しているのですが、
この実践を通して、湯田組をはじめ、
組織運営をうまくできなかった理由というのが
ちょっとわかってきたような気がします。

年が明けると、今度は私は湯本区長という、
いわゆる自治会長のような役も務めることになっています。

ゆもり研も盛り上げていきたいと思っていますが、
組織運営や良好な人間関係を築くのに、
このメタファシリテーションが役に立ちそうです。

ゆもり研は息子の螢も社員になっていて、
春になったら重要な仕事をお願いする予定です。
また、理事ももう一人増やして、
非営利活動型の一般社団法人に改める予定で、
資金獲得面や活動の幅を広げようと思っています。

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湯田組で請け負っていた施設管理の手が離れ、
加えて村の農業委員や水道検針員も今年度いっぱいで
辞職することにしました。

ゆもり研に集中するとともに、
湯本区長の役を無事務め上げらえるよう、
さらに次の一年を全力で邁進したいと思います。

あ、あと散弾銃を購入しました。
獣害対策の意味合いもありますが、
食肉をある程度自給したいという思いが強いです。

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息子は落ち着きがないのが心配でしたが、
3年生になり、司会の役などもきちんとこなせるようになってきました。
これも全校児童4名という超少人数教育の恩恵と思います。

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中学校も含め、統廃合の危機はまだまだ続いていますので、
この恵まれた教育環境のPRも、微力ながら継続したいと思っています。

更新頻度は相変わらず低くて恐縮ですが、
今後も精力的に活動していきたいと思いますので
来年もよろしくお願いいたします。

つづく

気づいたら一年終わりそうに

永らく更新をサボっていたら大晦日になっていました。
近況はtwitterやFacebookをご覧の方はよくお分かりと思いますが、
こちらでもまとめてお知らせしたいと思います。

まず仕事のことなのですが、2月いっぱいで郵便配達をやめ、
地熱レタスの栽培と、獣害対策NPOの非常勤の仕事を始めました。

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レタス栽培は最初から多難でした。
昨年からうどん粉病とアザミウマに悩まされていたのですが、
引き継いでからすぐにコロナで観光客が来なくなり、
地域内の観光施設が主な販売先だったために需要が激減。
さらに追い打ちをかけるように軟腐病が発生し、
生産数の調整とこの軟腐病対策が必要になりました。

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その後もいろいろトラブルが続いていますが、
ここで書いても暗くなるので割愛します。

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もう一方の獣害対策NPOの仕事ですが、
これは数年前からお世話になっていたこのNPOの代表の方に、
湯本での活動の相談をしたのがきっかけでした。

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郵便配達をしながら悶々としていたのですが、
自分が湯本で暮らす意味を考えたら、専門知識や特技を生かして
収入を得ることと同時に、地域に役立つことをやるべきだろうと
思うようになりました。

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やはり私の専門は植物学をはじめとする自然環境に関する知識ですので、
湯本の自然環境を生かす活動に専念すべきではないかと。
ただ、湯本でもイノシシやシカの被害が増えてきていることから、
そうした対策は必須です。

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そこで、獣害対策を収入の軸にしながら、
湯本地区の自然環境を調べ、守り、生かす取り組みをする、
専門家の組織を作ることにしました。
名前は「湯本森・里研究所(ゆもり研)」としました。

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その獣害対策のノウハウを身につけたいと思い、
お世話になっていたNPOの代表の方に相談したところ、
では勉強がてらうちで働いてもらえないか、ということになり、
春から働かせていただいています。

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内容としては会津地方を中心として、
集落の獣害対策の検討会の開催や電気柵設置指導、
生物調査等です。

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各地の現場を見て回るのは大変勉強になりますし、
県や市町村の獣害対策担当の職員の方々と
少しずつですが面識を作れています。

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まだまだ勉強中ですが、徐々にゆもり研での活動に
取り入れていけるとよいなと思っています。

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ゆもり研はこれまでもよく一緒に活動していた
大学時代からの知り合いの岩崎君と、
徐々に盛り上げていきたいと思っています。

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今年中にホームページは作ろうと思いつつ、
まったく着手できていませんが…

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仕事としては、ほかにはこれまでとあまり変わらず、
写真館の仕事を細々とやったり
(例えば岩瀬湯本温泉の「ひのき風呂の宿 分家」の
写真を担当しました
https://www.yuyado-bunke.com/ )、
村の委員を3つやったり
(文化財保護審議委員、農地利用促進委員、教育委員会評価委員)、
ALOSKの警備員と水道検針員も継続中。

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職業を訊かれると毎回困りますが、
自営業とか、団体職員とか、パラレルワーカーとか
毎回適当に答えています。

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次に子育てのことです。

小学2年になる息子の螢は、得意なことと苦手なことの差が大きく、
学校では友達や教職員のみなさんに大変なご苦労をかけています。
全校児童3人という超少人数校だからこそ、
根気強く指導いただいていますが、これが大規模校だったら
クラスでつまはじきになっていただろうと思います。
期せずして、湯本小学校の環境に救われています。

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周囲と協力して目的を達成する成功体験をさせようと、
春からボーイスカウトへ入隊しました。

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昨年の秋に福島県民の森でキャンプをしたら、
隣のサイトがボーイスカウトの一行で、
彼らと仲良くなった螢が「ボーイスカウトやりたい!」
と言い出したのがきっかけです。

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私自身ボーイスカウトのことはよく知らなかったのですが、
やっていたという知人の話を聞いたりしていたら、
螢にはもってこいなのでは、ということで
須賀川のビーバー隊に入隊させていただきました。

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春先はコロナの関係で中止になったりしましたが、
夏以降は再開されてなるべく参加するようにしています。
楽しみながら成長してくれるとよいなと思います。

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湯本小学校は2年生が息子の螢一人、3年生が二人の
全校生徒3名の超小規模校になりました。
幼稚園と併設のため、幼稚園児二人と合わせても5人。

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緊急事態宣言が出たときは休校していましたが、
再開してしばらくは1人1教室という
超少人数だからこそできる環境で授業を再開。

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こうした「疎」の教育環境は、
もっと注目されてもよいのではと思います。

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学校からのご依頼で、私も自然観察の指導員として
これまで以上に関わらせてもらえました。
今後もできる限りご協力したいと思っています。

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なお湯本小学校では先生によるブログがあって、
これが県内の小学校のウェブページとしては
驚異的なアクセス数を記録しているそうです。

こちらにもリンクを貼っておきます。
湯本小学校ー天栄村教育ポータル

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コロナ禍で職場に縛られない仕事の形が一般化してくると、
湯本のような小規模校で教育を受けさせ、
自然環境のよい場所で仕事をする、という
ライフスタイルも非現実的ではなくなってくるのではと思います。
さらに湯本では温泉も入れますし…

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湯本がそういう形で注目されるとよいなと思います。

家庭での取り組みとしては、集まって室内で何かやる
ということが難しい一方、アウトドアは奨励されていましたので、
昨年に増してキャンプ旅行に出かけました。

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緊急事態宣言中は集落内の親戚の畑の横でキャンプ。
5月は県中地域を回りながら、県民の森でキャンプ。

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6月は会津盆地周辺をまわり裏磐梯でキャンプ。

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翌日は天元台を経由して米沢。

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帰り道の途中で部分日食の時間になったので、
お菓子の包み紙を使ってピンホール式で観察しました。

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7月は南会津をまわって桧枝岐でキャンプ。
翌日は息子は初めて、私も35年ぶりに尾瀬散策。

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その日は奥会津をまわって沼沢湖畔でキャンプ。
翌日は化石掘り体験など。

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9月はいわきをまわって楢葉町でキャンプ。

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松川浦や霊山を経由して帰宅。

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息子は道の駅記念切符のコレクションをしていて、
去年と今年で福島県内をコンプリートしてしまいました。

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最後に雑多なことを。

獣害対策のためにと思い、罠猟、銃猟の免許を取得しました。

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その後銃の所持許可の講習や申請をしているのですが、
これがなかなか複雑で、いまだに猟銃を持てていません。
殺傷能力のあるものを所持するのですから仕方ないです。

地域活性化のNPOについては、事務局長を交代したので
いまはレタス栽培専属的になっています。
もともと人見知りだし連絡調整が苦手なので、
代わってもらえて正直ほっとしています。

地域の人口流出などは現在進行中ですし、
農協の支店が2月で実質的に廃止になるなど、
地域の衰退は止まりません。

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ですが一方ではコロナ禍で「密」が避けられる風潮や、
テレワークを後押しする技術や環境が進んできて、
「職場」の概念が大きく変わってきています。

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実際に、今年獣害関連で何度か訪れた
磐梯町の七ツ森ペンション村には、
数年前にペンションの管理所跡を再利用したという
コ・ワーキングスペースがあって、
コロナ疎開してきた若いIT技術者や
映画製作関係の人たちが長期滞在していました。

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こうした世の中の変化は、湯本にとっては
チャンスである部分もあろうと思います。
もちろん観光業などは大変ですが、
自然環境を生かした野外活動と組み合わせたり、
湯治とテレワーク、ワーケーションを組み合わせるなど、
「山間地」、「温泉地」を生かす新たな取り組みも
試してみる価値はあるのではと思います。

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教育環境も、「疎」でかつ手厚い湯本小学校、幼稚園は
今後もっと注目されてよいと思います。
両親もテレワークが可能なら、湯本でテレワークしながら
子どもに少人数教育を受けさせる、というライフスタイルも
新しくてよいのではないでしょうか。

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いますぐ私の手で何かできるというわけではないのですが、
湯本の魅力を発信し続ける努力は怠らないようにしたいと思います。

さっきも東京の新規感染者が1300人超などと、
不安になるニュースばかりの昨今ですが、
まずは自分と周囲の人の健康を守りつつ、
少しでも地域がよくなるようなことを考えていきたいです。

ブログも今年よりは更新頻度を高められればと思います。

それではみなさま、よいお年を。

つづく

今シーズンのスキー

本当にひどい雪不足でした。
村内に二つあるスキー場のうち、
村営のスキー場は10日ほどしか営業できず、
村の学校のスキー大会も中止。

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もう一つの羽鳥湖スキー場は、
1月に入ってからなんとか営業開始しましたが、
例年の豊富なパウダースノーとはなかなかなりませんでした。

それでも息子と3回ほどすべりに行ったときには、
前日に雪が降ったりして恵まれていました。

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ボーゲンですいすい滑るようになって、
追いかけるのが大変になってきました…

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本人は食事の方が目当てだったりするのですが。
来年は雪も適度に降ってくれるとありがたいです。

つづく
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