天栄・湯本 でどやま物語

これは都会しか知らない若者(だった)著者が、研究で訪れた山村での暮らしに感化されて、地域活性化に取り組み右往左往する物語です・・・

Author:星 昇(ほししょう) 旧姓富田。

博物館学芸員、フリーカメラマンを経て
2009年に大学の研究員として福島県天栄村湯本に移住。
震災直後の2011年5月には地元の女性と結婚し、
「星昇」というベタなアイドルのような名前になる。
現在切り花用リンドウ農家をするかたわら、
地元密着型の写真館や地域活性化のNPOの運営に携わっています。

専門は植物分類学。里山の歴史と資源利用。ネコノメソウ命。

それでは、はじまりはじまり・・・

自然

今年も全国2番目の紅葉

湯本も紅葉は遅れましたが、
色づきは例年通り素晴らしいものでした。

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わたしは湯本の紅葉を説明するときにいつも、
「全国2番目に美しい紅葉です」と言っています。

もちろんわたしの経験上の2番目という意味なのですが、
1番は山形県の月山周辺の紅葉です。

YPS_1963

針葉樹が少なく広葉樹が多いという特徴は一緒なのですが、
谷の深さが、月山は湯本の倍くらいあります。
その差で、湯本は全国2位。

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ここが紅葉の名所として取り上げられることはないので、
たまたま通ったと思われる観光客が、
車を止めて紅葉に見入っているところをよく見かけます。

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案外、インスタグラムとかで一気にブレイクする可能性とか
あるのではないでしょうかね。

YPS_1951

だれかインスタで…

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自分もアカウント持っているの忘れてた…

つづく

クラフトビールには在来種のホップを

長らく日本ではピルスナー以外のビールが普及することはなかったですが、
「地ビール」が「クラフトビール」と呼ばれるようになって、
一気に市民権を得てきた感があります。

わたしは(約)20年前からベルギーのクラフトビールを愛飲してきましたが、
ハーブやスパイスを使ったものはもちろんですが、
麦とホップだけで作ったものの中にも、
なぜあんなにも多様な味と香りのものが作れるのだろうと
感心したものです。

そして湯本に移住してきたら、秋になるとこいつが目につきます。
カラハナソウ(クワ科)です。

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見ての通りホップの仲間です。
というよりホップと同じ種の変種です。
ホップは和名をセイヨウカラハナソウと呼びます。

「国産ホップ使用」というのはよく聞きますが、
それはあくまでセイヨウカラハナソウを国内で育てているだけ。

このカラハナソウを用いた「在来種ホップ使用」のビールを飲んでみたくないですか?
もうあるのか?それすらよくわからないのですが。

全国のクラフトビールメーカーのみなさん、
在来種ホップの需要があれば湯本で栽培します!
連絡ください!!

つづく

9月に入ってカブトムシ

毎年7月くらいから、共同浴場へ行く道の水銀灯の下に、
クワガタやカブトムシが落ちているのですが、
今年はほとんど見つかりませんでした。

ところが9月に入ってから、アカアシクワガタの♂と
カブトムシの♂をゲット。

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例年にはないことです。

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今年は8月に拾ったノコギリクワガタの♂と合わせた3匹を飼いました。
ミヤマクワガタが捕まらなかったのが、やはり例年と違います。

今年の夏はいろいろ変でしたね。
冬はどうなることやら。

つづく

今年もヤコウタケが観察できました

毎年湯本の馬頭観音祭の時期に、温泉八幡神社境内で
「ヤコウタケ」という光るキノコが観察できます。

これは10年ほど前に後輩の岩崎君が見つけ、
郡山女子大大学院の広井先生の同定でヤコウタケとわかりました。
もともと南方系のキノコのため、湯本での発見は
東北初発見という快挙でした。

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今回はその広井先生もお越し頂き、
福島きのこの会会員数名とともに観察しました。

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この朽ちたクワの木にしか生えないので、
周囲の朽ち木をこのクワの周りに置いてみました。

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ふえるといいですねえ。

つづく

エゾミソハギの移植

昨年、休耕田にエゾミソハギが増えたという記事を書きました。

今年になって、その休耕田で稲作が再開されることになり、
エゾミソハギを移植することにしました。

田んぼに行ってみると、すでに田おこしされていました。
でも株が適度に掘り起こされた形になっていて、
移植するにはかえってよかったかも。

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お、これこれ、と思ったら、
なんだかようすが違います。
これはアカバナか。

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エゾミソハギはこちらでした。
同じアカバナ科なのでよく似ていますが、
地下茎が発達しているので区別できます。

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100株ほど回収。

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これを湯本の棚田に移植しました。

棚田は小学生の田植え体験などに使っていましたが、
子どもたちの人数も減ってしまって
栽培面積をなかなか広げられない中、
エゾミソハギの増殖圃場として利用できないかと考えています。

この夏から、ピンクの棚田が見られるかもしれません。

つづく
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