大晦日です。
一年早すぎてわけわかりません。

2018年の私的3大ニュースですが…
1、郵便配達の仕事を始める
2、実家の両親が管理人という形で、古民家シェアハウスが地味に始動
3、体重が80キロを切る

この3点でしょうか。
非常に小粒というか、低迷の一年ということが表れています。

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1の郵便配達の仕事ですが、10月から始めました。
もちろん生活のためです。

これまでも大して仕事のない写真館や、
いつ出動がかかるか気が気でない警備会社の駐在員をやっていましたが、
それだけではさすがに生活が厳しく、
それらに追加する形で、週2日、配達をすることになりました。

実はそれを始めるのとほぼ同時に、2人体制だった警備が、
1人体制になり、自宅待機は週6日になっていました。
それに2日間の郵便配達で、週8日働くという、
意味不明な状況に。

実際には契約上の警備の勤務日数は15日/月で、
それ以外の日は出動があったら緊急出動扱いとなっているので、
労基法上の問題はないのですが、精神的には落ち着きません。

メリットといえば、酒が飲めなくて健康的で、
いやな酒席も堂々と欠席できることくらいでしょうか。

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郵便配達の仕事自体は、配達先に知人が多いですし、
地域に必要な仕事なので大きなやりがいを感じます。

そして郵便局で働くということは、
仕事自体が少ないこの地域にあって、花形です。
ですから、地元の人から
「昇君、局で働けるようになったんだって?よかったなぃ!」
と、何人からも言われました。

しかし、わたしはそう言われるたびに、寂しい気持ちになります。
なぜかと言えば、一般の企業に勤めることは望んでいなかったからです。
誤解のないように説明しておきますが、
それは郵便局の仕事だからというのではなく、
それがトヨタや電通や、国家公務員だとしても同じです。

東北大の研究員の任期が切れた後、地元企業の人や他の地域の人から、
「うちで働いてくれ」と仕事に誘われました。
中にはこれまでの経験を活かせる仕事、
とくに文化行政に関係する職場からの誘いには大きく心が揺れましたが、
そういうものはすべて断って、湯本で農業に挑戦したり、
NPOの立ち上げをしたりしてきました。

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はっきり言って、企業に勤めるのは楽ですし、
その方が生活は安定します。
でも、私がいちサラリーマンとしてここで暮らしたところで、
衰退が目に見えていた湯本の状況を好転させることはできません。
なりわいを生み出したり、地域おこしを担う新しい組織を作ることが、
縁あって湯本に住むことになった私のやるべきことと思って、
これまで試行錯誤をしてきました。

それがいよいよ限界になってきたということ。
それのどこが、「よかった」のでしょうか。
そして、「よかった」と言った人たちは、
もちろん本気で私の生活を心配して言ってくれたのだと思うのですが、
結局私がやろうとしていたことは、
きちんと理解してくれてはいなかったのだなと思ったのです。
寂しい。

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NPOさえ立ち上げれば、地域活性化を仕事にできるかもしれない。
いろいろなことができるだろうなと思った時期もありましたが、
結局のところ組織をマネジメントする能力などわたしにはなく、
現状維持が精いっぱいです。

まあこんなネガティブなこと書いても誰も得しないので、
少しよいことを。

2の古民家シェアハウスです。

湯本には当然旅館があるわけですが、
高校生や大学生がボランティアや研究で来た時には、
どうしても宿泊費がネックになります。

これにはいつも頭を悩ませていたのですが、
集落にあった空き家を学生の簡易宿泊施設や、
若者向けのシェアハウスとして利用できないかと考え、
今年になって、私の実家の両親に管理人になってもらう形で
整備しました。

実績として、馬頭観音祭のときに来た高校生ボランティアの
宿泊先として利用してもらいました。

これをきっかけにして、集落や旅館に迷惑をかけない形で、
若者が気軽に地域に入ってもらえるようになるといいなと思います。
今後も両親とともに制度作りを進めていきたいです。

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3の体重減少も、非常に個人的なことですが、まあいいことでしょうか。

実はこの体重減少には理由があります。
私は湯本に来る前にストレス性の下痢と不眠がひどかったため、
いろいろな薬を処方されて飲んでいたのですが、
湯本で暮らして徐々にこの薬が種類・量ともに減り、
今年の夏にいよいよ下痢止めだけになりました。
するとこれまでなかなか抑制できなかった食欲が減退し、
体重が減ったのです。

主治医にそのことを話したら、
たしかにこれまで飲んでいた薬の中に、
食欲が過剰になるものが含まれていたそうで。

湯本に来てから18kg以上体重が減り、
20歳のとき以来19年ぶりに80kgを下回りました。

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それでも腹がぶよぶよしているのは、
脂肪より筋肉が減ったからでしょうか。

この冬は息子もスキーをやる気満々ですので、
一緒にたくさん動きたいと思います。

ネガティブになりがちな昨今ですが、
家族との日常が救いです。

来年はどこへ向かうのか。
それは自分の心の持ち方しだいなのでしょうか。

更新も不定期、ネガティブなことも多いこのブログを
ご覧いただいたみなさまに感謝しつつ、
来年も腐らず進んでいきたいと思います。

つづく