季節感なくてすみません。

2月。めずらしくマツダのディーラーへ向かっています。

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雪国の道路では凍結防止のために塩カルや食塩を撒いており、
車の下部の腐食が問題となります。

ファミリアも防錆塗装はしてあるのですが、
熱を持つマフラーや塗装ができないブレーキ周辺は
どうしても消耗品扱いになってしまいます。

湯本へ来て5年になるこのファミリアも、
触媒から後ろがいよいよダメだといわれ、
ディーラーに見積もりをもらいにきました。

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なんと16万円ですよ。

車両価格18万円で買った中古車の、マフラー修理が16万円。

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担当者さんには待ってもらって、自分で中古部品を探すことにしました。
パーツリストのコピーももらいました。

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その結果、中古部品が合わせて4万円ほどで手に入り、
工賃合わせて6万円に収まりました。

ガスケットやナットが揃ったとの連絡がきて、
いざ修理当日。

代車として用意されていたのは、
デミオのディーゼルターボでした。
ATだったのは残念。

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コンパクトカーなのにかっこいい。
かつかわいらしさもありますよね。

いまのマツダのデザインは肉食獣を意識しているそうですが、
目つきの悪いカピバラっぽい感じ。

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息子も喜んでました。

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内装も最近の車らしく高級感ありますね。
ちょっと演出過剰な気もしないでもないですけど。

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トランクは広くはないものの深さがあり、容量は十分です。

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家族で使うのに重要な、後席の居住性はというと。

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運転席のシートでポジションを取ると、
足の長い(?)わたしだと膝がつかえます。
メインにするにはやや厳しいか。

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運転した感じは、始動時はいかにもディーゼルといった音がしますが、
走っているときにはあまり意識することはありません。

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それよりもやはり感心したのはエンジンのパワーです。
低回転からぐいぐい進む加速感(トルク)。
最高出力(馬力)はそこそこですが、トルクが強大で、
明らかにファミリアより力があります。

直るまで時間があったので、白河から自宅まで一旦帰りましたが、
峠でも余裕の走りでした。

気になる燃費も、雪道往復で平均23.4km/Lですから上出来。
軽油だから単価も安いですし。

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やっぱり新しい車は違うなあ、と思いつつ、
直って帰ってきたファミリアの方がやはり愛着はあります。

マフラーは買ったときから付いていたマツダスピード製のものから、
純正のごく一般的なものに変わりました。

音が静かになるだろうということは予想していたのですが、
それだけではなくて、低回転域のトルクがけっこう向上しました。
明らかにこれまでより走りやすくなったのです。

マツスピのマフラーもメインパイプ径は純正と変わらないので、
トルクの抜けもないと思っていましたが、
どうやらメインサイレンサー(タイコ)内部の構造が違うようで、
純正品はここでトルクを稼いでいるようです。

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音が静かになっただけでなく、走りも向上。
トルクが太くなった分、一段高いギアが使えて回転数も落とせるので、
燃費も向上するものと思います。

これまでなかなかカタログ燃費に届かなかったのは、
このマフラーのせいだったのかもしれません。

こちらは交換後の錆びたマフラー。

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プリサイレンサーとのフランジ部分がボロボロでした。

このファミリアも登録から17年目に突入しています。
完全に希少車となっていますので、できるだけ長く乗りたいものです。

つづく