11月の終わりに、これまでのファミリアS-ワゴンに替わって
アルテッツァジータがやってきました。
色が目立つこともあって、集落内では
「車名なに?」「あれ外車?」「メーカーどこ?」
と何回も訊かれました。
車名:アルテッツァジータ
生産国:日本
メーカー:トヨタ
です。
たしかにメーカー名もメーカーエンブレムもどこにも付いていません。
改造したからとかではなく、
もともとこのジータのベースとなったアルテッツァ(セダン)は、
まだ国内でレクサスブランドを展開していなかったトヨタが、
海外でレクサスISとして発売したものを、
国内向けに名前を変えて販売したものなのです。
アルテッツァは98年に発売され、そのハッチバック版「ジータ」は
2001年に登場。
2005年には二代目レクサスISが国内でも発売されたため、
アルテッツァはこの一代限りで名前がなくなりました。
車好きでは知らない人はいないですが、
一般的にはマイナーで、しかもジータは不人気だったために希少です。
ファミリアS-ワゴンもマイナーでしたが、
街で見かける数でいったら、ジータの方が少ないかもしれません。
しかも黄色は全体の1%ほどしか生産されておらず、
全国でも数十台、現存しているものは20台もないのではと思います。
最初のマイカー、スプリンタートレノは青で、
2台目のファミリアは赤、
3台目のアルテッツァジータは黄色。
信号か?
まあ目立つから悪さはできないですが、
出かけた先の駐車場で車を探すまでもなく目に入るのは便利ですよ。
とにかく不人気だったので、年式が古いこともあって
中古ではかなり安く手に入りますが、
購入した車は走行距離が6万キロとすくないのですが、
内装や外装に痛みが多かったため、なおのこと安く買えました。
金もないので、内外装や電装系の更新は自力でやります。
カメラの修理に比べたら怖くないです。
まず最初に気になったのが、ダッシュボードのベタ付きです。
アルテッツァの後期型の持病として有名なのですが、
表面のゴム塗装が劣化して溶け、こすると削れて傷になるうえに
ホコリが不着。服に付いたら落ちません。
ナビも古いしもともと使わないので、小物入れに交換したい。
納車後、時間を見つけて直していきます。
ダッシュボードのベタ付きは服が汚れるので、
早速分解開始。
ナビを外します。
オーディオからセンターコンソールも外します。
本当はハンドルを外した方がやりやすいのですが、
ファミリアと違って特殊な形のレンチが必要で、あきらめました。
2時間くらいかけて、ごっそり外しました。
べた付きはエタノールで落とせます。
これまた2時間ほどかけてこすり落としました。
その後、つや消し黒のラッカースプレーで塗装。
乾燥させた後、元に戻していきます。
きれいになりました。
よく見ると粗がありますが、ふつうに乗る分には誰も気づかないでしょう。
ナビがあった場所には、フタつきの小物入れを付けました。
ネットオークションで中古品を手に入れました。
オーディオパネルをバラしたついでに、オーディオの移植と
USB充電ソケットの増設も行ないます。
どんな車にもスイッチパネルの空きがありますが、
そこにUSB充電ソケットを増設するキットです。
オーディオの下のETCの横に、空きパネルがあるので、
そこに入れてみましたが、引っ掛かりがあってハマりません。
やすりで削ってぴったりになったので、
エポキシ樹脂で固定。
エアコン吹き出し口の下にも空きがあったので
こちらも少し加工してはめました。
オーディオ下はシガーライターから、
エアコン吹き出し口下はヒューズボックスから
それぞれ電源を取って、ケータイを繋ぐと。
きちんと充電できました。
オーディオは純粋にオーディオしか使わないので、
ファミリアで使っていたものを移植。
配線が面倒でしたが、ネットで調べてなんとかできました。
しかしスペーサーのできが悪く、隙間があります。
いちばん安いドアモールを買ってきて、
隙間にはめ込みました。
自分の運転を律するために付けているドライブレコーダーも、
ファミリアから移植。
電源はオーディオ裏のアクセサリー電源を分岐しました。
ヘッドライトもレンズが劣化して曇っていたので、
クリアな中古品に交換。
雪でよくわからないが…きれいになりました。
狭い場所でラチェットレンチ使ったせいで、
手が傷だらけになりましたけど…
ドアバイザーも中古を入手。
でもジータ用が見つからず、セダン用を流用したので、
リアドアは微妙に形があってません。
まあこれもだれも気付かないでしょうが。
これでエアコン使わずに走れます。
気温が低いので本格的な外装直しは春まで待つとして、
樹脂パーツ部分の塗装が色あせていたので、
部分的に塗りなおしておきました。
ミラーカバーとか、ドアハンドル、リアスポイラーなどです。
ワイパーアームも塗装が劣化して錆びていましたので、
簡単に掃除して、つや消し黒塗装。
(ワイパーだけ)まるで新品のようになりました。
ナビを取り払ったのに「○○県に入りました」という声だけが聞こえるので、
ナビ本体も取り払うことにしました。
ナビ本体はトランクの内張を外すとあります。
ナビを取り払ったところ。
この状態だと、ナビの音声を噛ませてある
オーディオの右スピーカーが鳴らなくなります。
それもネットで対策を調べたところ、
配線4本を短絡させることで聞こえるようになりました。
ナビのリモコンがあったところには、カップホルダを取り付け。
アンテナも劣化してボロボロだったので交換。
湯本写真館(YPS)のステッカーも。
以前は業者さんに貼ってもらっていましたが、
今回は大きさを控えめにして、自分で発注したら、
それまでの1/10くらいの金額でできました…
駆け足でしたが、納車時よりだいぶ快適に乗れるようになりました。
まだまだ細かい部分で直したいところがあるのですが、
パテ盛りや塗装は温度が必要なので、春までおあずけです。
また、FRなので雪道の運転がどうかと心配でしたが、
意外と今のところ大丈夫です。
下り坂などはかえってFFより安定しているくらいです。
いざという時のためにチェーンも用意していますので、
大丈夫でしょう。
ファミリアはエンジン不調が心配で乗り換えましたが、
このアルテッツァの1G-FEというエンジンの
耐久性は有名です。
車両も品質のトヨタ車ですから、
長く乗れるように(といってもすでに15年落ちですが)
大事に乗りたいと思います。
つづく
アルテッツァジータがやってきました。
色が目立つこともあって、集落内では
「車名なに?」「あれ外車?」「メーカーどこ?」
と何回も訊かれました。
車名:アルテッツァジータ
生産国:日本
メーカー:トヨタ
です。
たしかにメーカー名もメーカーエンブレムもどこにも付いていません。
改造したからとかではなく、
もともとこのジータのベースとなったアルテッツァ(セダン)は、
まだ国内でレクサスブランドを展開していなかったトヨタが、
海外でレクサスISとして発売したものを、
国内向けに名前を変えて販売したものなのです。
アルテッツァは98年に発売され、そのハッチバック版「ジータ」は
2001年に登場。
2005年には二代目レクサスISが国内でも発売されたため、
アルテッツァはこの一代限りで名前がなくなりました。
車好きでは知らない人はいないですが、
一般的にはマイナーで、しかもジータは不人気だったために希少です。
ファミリアS-ワゴンもマイナーでしたが、
街で見かける数でいったら、ジータの方が少ないかもしれません。
しかも黄色は全体の1%ほどしか生産されておらず、
全国でも数十台、現存しているものは20台もないのではと思います。
最初のマイカー、スプリンタートレノは青で、
2台目のファミリアは赤、
3台目のアルテッツァジータは黄色。
信号か?
まあ目立つから悪さはできないですが、
出かけた先の駐車場で車を探すまでもなく目に入るのは便利ですよ。
とにかく不人気だったので、年式が古いこともあって
中古ではかなり安く手に入りますが、
購入した車は走行距離が6万キロとすくないのですが、
内装や外装に痛みが多かったため、なおのこと安く買えました。
金もないので、内外装や電装系の更新は自力でやります。
カメラの修理に比べたら怖くないです。
まず最初に気になったのが、ダッシュボードのベタ付きです。
アルテッツァの後期型の持病として有名なのですが、
表面のゴム塗装が劣化して溶け、こすると削れて傷になるうえに
ホコリが不着。服に付いたら落ちません。
ナビも古いしもともと使わないので、小物入れに交換したい。
納車後、時間を見つけて直していきます。
ダッシュボードのベタ付きは服が汚れるので、
早速分解開始。
ナビを外します。
オーディオからセンターコンソールも外します。
本当はハンドルを外した方がやりやすいのですが、
ファミリアと違って特殊な形のレンチが必要で、あきらめました。
2時間くらいかけて、ごっそり外しました。
べた付きはエタノールで落とせます。
これまた2時間ほどかけてこすり落としました。
その後、つや消し黒のラッカースプレーで塗装。
乾燥させた後、元に戻していきます。
きれいになりました。
よく見ると粗がありますが、ふつうに乗る分には誰も気づかないでしょう。
ナビがあった場所には、フタつきの小物入れを付けました。
ネットオークションで中古品を手に入れました。
オーディオパネルをバラしたついでに、オーディオの移植と
USB充電ソケットの増設も行ないます。
どんな車にもスイッチパネルの空きがありますが、
そこにUSB充電ソケットを増設するキットです。
オーディオの下のETCの横に、空きパネルがあるので、
そこに入れてみましたが、引っ掛かりがあってハマりません。
やすりで削ってぴったりになったので、
エポキシ樹脂で固定。
エアコン吹き出し口の下にも空きがあったので
こちらも少し加工してはめました。
オーディオ下はシガーライターから、
エアコン吹き出し口下はヒューズボックスから
それぞれ電源を取って、ケータイを繋ぐと。
きちんと充電できました。
オーディオは純粋にオーディオしか使わないので、
ファミリアで使っていたものを移植。
配線が面倒でしたが、ネットで調べてなんとかできました。
しかしスペーサーのできが悪く、隙間があります。
いちばん安いドアモールを買ってきて、
隙間にはめ込みました。
自分の運転を律するために付けているドライブレコーダーも、
ファミリアから移植。
電源はオーディオ裏のアクセサリー電源を分岐しました。
ヘッドライトもレンズが劣化して曇っていたので、
クリアな中古品に交換。
雪でよくわからないが…きれいになりました。
狭い場所でラチェットレンチ使ったせいで、
手が傷だらけになりましたけど…
ドアバイザーも中古を入手。
でもジータ用が見つからず、セダン用を流用したので、
リアドアは微妙に形があってません。
まあこれもだれも気付かないでしょうが。
これでエアコン使わずに走れます。
気温が低いので本格的な外装直しは春まで待つとして、
樹脂パーツ部分の塗装が色あせていたので、
部分的に塗りなおしておきました。
ミラーカバーとか、ドアハンドル、リアスポイラーなどです。
ワイパーアームも塗装が劣化して錆びていましたので、
簡単に掃除して、つや消し黒塗装。
(ワイパーだけ)まるで新品のようになりました。
ナビを取り払ったのに「○○県に入りました」という声だけが聞こえるので、
ナビ本体も取り払うことにしました。
ナビ本体はトランクの内張を外すとあります。
ナビを取り払ったところ。
この状態だと、ナビの音声を噛ませてある
オーディオの右スピーカーが鳴らなくなります。
それもネットで対策を調べたところ、
配線4本を短絡させることで聞こえるようになりました。
ナビのリモコンがあったところには、カップホルダを取り付け。
アンテナも劣化してボロボロだったので交換。
湯本写真館(YPS)のステッカーも。
以前は業者さんに貼ってもらっていましたが、
今回は大きさを控えめにして、自分で発注したら、
それまでの1/10くらいの金額でできました…
駆け足でしたが、納車時よりだいぶ快適に乗れるようになりました。
まだまだ細かい部分で直したいところがあるのですが、
パテ盛りや塗装は温度が必要なので、春までおあずけです。
また、FRなので雪道の運転がどうかと心配でしたが、
意外と今のところ大丈夫です。
下り坂などはかえってFFより安定しているくらいです。
いざという時のためにチェーンも用意していますので、
大丈夫でしょう。
ファミリアはエンジン不調が心配で乗り換えましたが、
このアルテッツァの1G-FEというエンジンの
耐久性は有名です。
車両も品質のトヨタ車ですから、
長く乗れるように(といってもすでに15年落ちですが)
大事に乗りたいと思います。
つづく