きもち金持ちのむらから ~天栄・湯本 でどやま物語~

「きもち金持ち」とは、薪がたくさんあると寒い冬も心豊かに暮らせるという意味。自給自足、相互扶助が残る農山村の「豊かさ」を表しています。

Author:星 昇(ほししょう) 旧姓富田。

福島県の山の中で里山再生、地域活性化、子育てしてるアラフォー。職業は写真館、警備員、郵便配達員、水道検針員、自然観察指導、農業、講演など。専門は植物分類学、里山史。天栄村文化財保護審議委員。日本EIMY研究所主任研究員。
現在、天栄村湯本を拠点に自然環境調査や獣害対策アドバイザー、環境教育プログラムの提供などを行う「湯本森・里研究所(ゆもりけん)」の設立準備中。

天栄村こども未来応援事業

長らくご無沙汰しております。
なんかいろいろやっていてもうまくいかないし、
このブログも役割を終えたかな、とか
勝手に自分で思っていたのですが。

郵便配達で地域内をまわっていたら、
配達先のそば屋さんにたまたま来ていたお客さんが
ブログを見てくれていたり、
先日は突然知らない番号から電話がかかってきて
「私、旧羽鳥村にルーツがあるんですが、
ブログ見ていてどうしてもお話がしたくて」
と言われたりとか、
なんかやめるわけに行かないようなので…

ネタはあります。
久々に更新したいと思います。

小学校に上がってから、星に興味を持った螢が
「天栄村こども未来応援事業」に
「天文学者になりたい」と応募したところ、
採択になりまして。

旅費等の補助をいただいて、岩手県奥州市にある
国立天文台水沢キャンパスに行ってきました。
8月24日です。

YPS_0693

久々の新幹線で最初から興奮気味です。
新白河から乗ったので、天栄村内も通過します。
「なんで天栄村には新幹線の駅ないの!?」
「うーん、それはね、昔…まあいろいろ大変なんだよ。」

YPS_0696

水沢キャンパスに到着です。
ここには宇宙遊学館という施設もありますが、
この日は「いわて銀河フェスタ2019」というイベントの日で、
すでにたくさんの親子連れの姿がありました。

YPS_0705

最近大いに話題になった、ブラックホールの映像化の
中心的な研究施設だったこともあり、
ブラックホール推しがすごいです。

螢いわく、ブラックホールに近づくとこうなるのだそうです。

YPS_0706

ブラックホールの模型作り体験。

YPS_0716

手を近づけるとこうなるのだそうです。

YPS_0732

テレビにも出演されていた本間所長との記念撮影も。

YPS_0750

ここで螢の持っていた一眼レフをわたして
「シャッター押すだけですので」と言ったら、
「画面が映らなくて撮れないんですけど」
と言われました。

一眼レフの終焉を感じた瞬間でした。

DSC_0337

クイズ大会もがんばっていました。

YPS_0753

ブラックホールの膠着円盤とジェットの顔はめ。

YPS_0767

この20m電波望遠鏡をゲームのリモコンで動かす体験もできました。

YPS_0774

ペットボトルロケット打ち上げ体験。

YPS_0787

こちらが日ごろから見学可能な奥州宇宙遊学館。

YPS_0838

立体メガネをかけて観賞する「4Dシアター」は、
本当に宇宙空間を飛んでいるようですごかったです。

午後3時ころには出発しないといけないので、
最後にスーパーコンピュータ見学ツアーを予約し、
待ち時間にキーホルダー作り体験。

YPS_0842

ブラックホールの重力場体験などして時間をつぶし、

YPS_0850

キーホルダー完成。
オリオン座とこと座とこぐま座。
季節が不明。

YPS_0873

こちらがスーパーコンピュータです。
わたしもデスクトップパソコンは自作派なので、
ああ、デカい自作PCだな、と思いました。

YPS_0879

帰りの新幹線の駅までの道にも、
「ILC(国際リニアコライダー)を誘致」などの看板が多く、
町全体で天文学や物理学を売り込んでいることがわかりました。

研究機関があることが街の誇りになっているようです。

村役場のみなさまのおかげで充実した一日を過ごすことができました。
螢には親が苦手な数学をがんばってもらいたいです。

今後少しずつブログを更新していきたいと思います。
思い切ってブログタイトルも変えようかとも。

よろしくお願いします。

つづく

家族でいろいろ文化体験

3月は警備が二人体制に移行中で、
少しずつ外出ができるようになりました。

螢が「ブリューゲル展行きたい!」と言っていたら、
ちょうど湯本公民館の「芸術文化号」が
ブリューゲル展見学だったので、参加しました。

行きの空に「吊るし雲」が。

DSCN0773

美術館に着きました。
数年ぶり。

DSCN0777

記念撮影コーナー。

DSCN0790

この最後のスペースは撮影OKということで、

DSCN0791

ここでも記念撮影しました。

DSCN0792

美術館、飽きたりしないか不安でしたが、
最後まで楽しそうでした。

美術館の後は安積疎水の資料館である「開成館」の見学。

DSCN0803

ここはわたしが来たかった場所です。

DSCN0804

螢も楽しそう。

DSCN0807

疎水が通る前の村絵図には、
「不毛」の文字が。

疎水がいかにこの地を豊かにしたかがわかりますね。

DSCN0808

かつての写真では、山がほぼ禿山です。
これがかつての里山の姿。

DSCN0809

同じ3月、家族で白河の「まほろん」にも行ってきました。
ここも螢のお気に入りの場所です。

YPS_5717

馬の模型に乗ってご満悦。

YPS_5722

カイコのまゆを使ったお雛様づくりにも挑戦。

YPS_5736

できました。

YPS_5737

館内のクイズラリー。

YPS_5740

外には昔の住居や古墳が再現されています。

YPS_5742

古墳の上で景色を楽しんでいます。

YPS_5748

買い物ついでにちょっと寄れる場所にあるのでいいですね。

こんどは須賀川の博物館なども行ってみたいなあ。

つづく

宮城県川崎町「百(MoMo)」の取り組み

この冬は警備が一人体制のうえに郵便配達を始めて、
休日という日がほとんどなく、
精神的なゆとりがなくなっていました。

そんななか、東北大の恩師に相談をするために連絡を取ったら、
「いま川崎町で若者が新しいプロジェクトをやっているから、
そこで刺激をもらってくるといい」と言われました。

恩師のところでいろいろお話をした後に、
川崎町へ。

YPS_5452

川崎町では以前から「川崎町の資源を生かす会」が活動しており、
わたしも交流がありました。

そこへ地域おこし協力隊と東北大学の研究者が来て、
「食料とエネルギーの自給が可能なコミュニティの形成」を目指す、
「百」という組織を立ち上げました。

この日川崎へ着いたのがちょうど夕飯時で、
いきなり夕食に混ぜてもらったのですが、
彼らの勢いと熱意に圧倒されました。

みな海外での滞在経験も豊富で国際感覚もあり、
話すことはとてもロジカルです。

そんな彼らが東北の山村で、自給コミュニティ形成に着手する。
わたしはなんだか新しい時代が始まる現場に、
たまたま居合わせた凡人、といった感覚になりました。

YPS_5437

そこでわたしが研究していた里山の歴史について少し話したのですが、
これにかなり関心を寄せてもらい、
また植物の知識なども彼らが必要だということで、
今後もちょくちょくお邪魔して、
プロジェクトに関わっていく約束をしました。

YPS_5439

川崎町は、湯本に似ている部分が多いんですね。
温泉があるし、雪が多いし(今年は雪不足でしたが)、
別荘地もあるし、都市からの距離も似たようなものです。

YPS_5441

とにかく彼らの勢いと熱意がすごいです。
すでに町内の山林を買取り、
そこの木を使って
ゲストハウスを建設する準備を始めています。

「失敗するはずがない」と断言していました。

気持ちがふさぎがちな昨今でしたが、
ここで受けた刺激はかなりのもので、
心が揺さぶられましたね。

YPS_5451

元気をもらいに、
これからもお邪魔したいと思います。

つづく

湯本塾と大学生のコラボ

わたしも参加している「湯本塾」が、
新たな展開を模索しています。

2月には福島大学や、首都圏の学生の集まりNPO法人きたまると
共同でイベントを開催しました。

旧羽鳥小のライトアップのようす。

YPS_5347

一日目はわたしは郵便配達をやっていてあまり参加できませんでしたが、
二日目はスノーシュー散策の案内。

YPS_5350

後半は「肥やし袋」を使ったそり滑り体験。

YPS_5368

息子も「やりたい!」と言い出し…
不安だ。

YPS_5357

わー、滑った。

YPS_5398


事故?

YPS_5410

無事でした。

お気に入りの大学生のお姉さんと手を繋ぎ。

YPS_5430

今後は学生さんに主体的にかかわってもらい、
地域を人材育成や学びの場、それこそ「塾」のようにして
盛り上げていけないかと、みなで議論しています。

つづく

学校スキー大会と幼稚園親子のふれあい

雪国ならではの暮らしぶり。

小中学校ではスキー大会があります。

中学生が選手宣誓。

YPS_3864

みんな上手です。

YPS_5033

ここでも湯本小中学校がいつも優勢。

YPS_5205

幼稚園でもスキー場で「親子のふれあい」。

DSCN0754

雪国の冬を満喫しています。

つづく

ニコンのド派手ストラップ続報

以前ご紹介したニコンが90年代に作っていたド派手ストラップ。

ついに全部集まってしまいました。


cce36836

それがこちら。

YPS_3562

左から、
ファンタジーレッド
ファンタジーブルー
オーロラカラー
ピーコックパープル
ピーコックピンク
ピーコックブルー
です。

カラーチャートのようだ…

YPS_3565

ネットで調べても、これをコンプリートした人って
たぶんいないです。

だからなんだ。
ストラップあっても付けるカメラないし。

つづく

冬の年中行事

冬の年中行事といえば、湯本では
さいの神やお日待ち講、初午などが残っています。

今年はうちがお日待ち講の当番、「当元」だったので、
会場準備などをやりました。

DSCN0741

以前は当元の自宅でやったそうで、
ふるまい料理なども作ったりと大変だったそうですが、
現在は集会所で、折り詰めで、かなり簡略化されています。

DSCN0742

お供えの内容と置き方も、次回のために写真で残しました。

DSCN0744

神主様を呼んで、祝詞を上げてもらったります。

DSCN0745

初午(はつうま)は、各家々でやる行事。
氏神様に錦の旗を飾って、子どもの成長を祈ります。

DSCN0748

春はまだか…

つづく

滑れないスキーを教えるぜ

26歳で始めたスキー。
まさか雪国で子育てするとは想像もしていませんでした。

雪国では小学校から学校でスキーの授業があります。
春から小学校に通う息子にスキーを教えねば…

ということで、村内に2つあるスキー場に、
できる限り親子で出かけて、練習しました。

DSCN0729

今シーズンは雪が少なくて、スキー場は大変だったと思います。
息子はレストランでの食事が楽しみだったりするのですが。

DSCN0731

まあなんとかボーゲンで直滑降はできるようになりました。

keiski

子どもは覚えるのが早いものだ。

つづく

正月は川越とか

4月に正月の話題ですみません。

今年もしめ縄は手作りです。
年一回だからいつまでたっても上達しません。

YPS_3458

正月料理。
湯本ではおせちとは言わないし、
重箱にも入れません。

YPS_3461

おせち料理の歴史も調べましたが、
大して歴史のあるものではないみたいですね。
湯本の正月料理のほうがよほど歴史がありそうです。

正月は警備の休みをもらい、埼玉の実家へ帰省しました。
実家へ行く前に、川越観光。

氷川神社は初詣の行列が長すぎてあきらめました。

YPS_3464

川越に来たのは十数年ぶりです。

YPS_3470

古い建物や路地も残っていますが、
個人所有の民家はやはり維持が大変そうです。

YPS_3472

狭山?

YPS_3474

氷川神社で敗北したので、初詣は熊野神社にしました。

YPS_3475

八咫烏?

YPS_3476

螢は輪投げで学業運をゲット。

YPS_3521

夕方になったので実家へ向かいました。

YPS_3529

川越が人気だというのはなんとなく聞いていましたが、
かなりあか抜けた観光地になっていました。

表通りは人であふれ、どこかで見たような街並みになっていますが、
一歩裏を歩くと、古い民家などが残っていて、
個人的には裏通りの散策が楽しかったです。

つづく

年末旅行はいわきへ

まだまだ昨年の話題です。

毎年年末になるべく家族旅行に行くことにしているのですが、
昨年末はいわきへ行ってきました。

いわきへ決めた理由は、民話が好きな螢が
「いわきの「おな石ばあさん」見に行きたい!」
と言ったためです。

「おな石ばあさん物語」とは、漁に出た子どもを待ち続けた老婆が
石に変わったという物語です。

その石を見に行くだけではもったいないので、
いろいろ立ち寄ってきました。

最初に行ったのは、田人(たびと)にある「MOMO cafe」。
猫がいるおしゃれなカフェだそうです。

YPS_3257

着きましたが、これはやっているのか…?
ひと気のないカフェは廃屋のようにも見えるし…
でも猫はいる。

YPS_3275

着いたのが早すぎたらしく、
しばらく待っていたらオーナーが出てきました。
人がいると、廃屋と思っていた建物が
急におしゃれに見えてくるから不思議なもので…

YPS_3287

店内もシンプルでおしゃれです。

YPS_3290


YPS_3291

建物自体は本当にボロくて(失礼)質素なのですが、
置いてあるものや本のチョイスにセンスを感じます。

YPS_3292

妻と「これ、湯本でもやればできるよね」と話しました。
古い建物はあるし、立地も山の中だし。

YPS_3293

結局は経営者のセンスしだいなんですね。
センスのある人は、場所を選ばずお客を呼べる店ができる。
自分にそういうセンスがあれば…

YPS_3295

昼食を食べ終わるころには、店内はお客でいっぱいになっていました。

YPS_3301

次に行ったのは勿来の関。

勿来に関所があったことは知っていましたが、
その時代とかいわれは予備知識なく行きました。

資料館もあったので見聞きしたら、
かなり古い時代に廃止された関所で、
都から遠く離れた地で、当時の貴族たちの
ロマンを掻き立てる対象だったようですね。

YPS_3304

勉強になりました。

さて、次は螢がいちばん来たがっていた、
「おな石」に到着です。

YPS_3308

「おな石入り口」から山に入っていきます。

YPS_3311

想像していたより本格的な山です。
歩く靴で来ていなかった妻はこの辺りで離脱。

YPS_3313

息子と山頂まで上がりました。
すると螢が「こわい!」と言い出し、
石に近づこうとしません。

YPS_3319

遠くに太平洋が見えます。
遠巻きに立つ螢。

YPS_3328

「ほんとうのおばあさんみたい!」
「もう来ない!」

なんだよ…

このままホテルへ行ってもよかったのですが、
少し時間があったので妻の希望で
閼伽井嶽(あかいだけ)薬師というところへ足を延ばしました。

いわき駅の裏手から山道を車で走ること20分ほど、
この山奥によくこれだけのものを築いたものだ、という
立派なお寺が現れました。

YPS_3334

お堂も立派です。

YPS_3329

多宝塔もあります。

YPS_3330

妻は御朱印をもらい、螢はおみくじを引いていました。

YPS_3332

泊ったのは螢が1歳の時にも泊まった「かんぽの宿いわき」です。

YPS_3339

螢は覚えていなかったですが、
オーシャンビューや大きな浴場にあらためて喜んでいました。

2日目。

晴れました。

白い建物がかんぽの宿です。

YPS_3356

すぐそばの海岸へやってきました。
写真を撮ったり、貝を拾ったり。

YPS_3359

その後、小名浜へ移動し、こちらも数年ぶりにアクアマリンふくしまへ。
いろいろリニューアルされていました。

YPS_3370

螢も興奮しながら見ていました。

YPS_3379

いろいろ刺激を受けて、育ってもらいたいです。

YPS_3394

この後、小名浜のイタリアンで昼食を食べ、帰路へ着きました。

次は、新年の話題かな。

つづく

アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ギャラリー
  • よくやってるなって
  • よくやってるなって
  • よくやってるなって
  • よくやってるなって
  • よくやってるなって
  • よくやってるなって
でど物 on Twitter
月別アーカイブ
でどやま内検索
  • ライブドアブログ